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Steel Tormenter
キャラ紹介
□ 幡野風香 Hatano Huka
歳と体重はないしょ。
カンダモータース整備員の一人。こう見えて2種免許を持っており、実はカンダモータースでは結構やる方。
腰まである長い髪を色々アレンジするのが趣味。
顔つきはとろんとしているが、はきはきとした元気な娘。
駆るは旧車、カローラレビンAE101。
可愛い顔してやることはやる。5バルブ4AG-EそのものはO/H・精密組立済、4連スロットルにステン等長エキマニ(TRD)を使用。
最近クラッチが滑り気味なのが心配の種。
ヨコハマのホイールがお気に入り。
□ 槻御原綾 Kimihara Ryo
18歳、167cm、58kgの小柄な体型の青年。
初心者になったはいいが車に全く興味がなく、カンダモータースにはふらりと寄ってみたりした。
長めの髪の毛と子供みたいな顔つきに合わせ、自分の女みたいな名前にコンプレックス気味。
まず、名前を見て男だと気づいて貰えない(笑)。酷い親も居たものだ。
乗機はホンダEG6、5台目シビック。
B16Aを心臓部に搭載し、EG4など下位グレードとは味付けから違う『隠れスポーツ』。
まずはノーマルから。
□ 林良二 Hayashi Ryoji
不良大学生。19歳、173cm、72kgの大柄な男。夢は1級整備士。
愛車はスカイラインGT-R、R33を駆る。
神戸出身のいい加減な男で、自動車部で自分の車をメンテナンスしている。
パワー・4WD・最高速でこそクルマと考えている。
□ 川原弘巳
18歳、高校卒業後独力で整備士免許を獲得し、カンダモータースに。
高校卒業で働かなければならない程金に困っていたわけではない(スカイラインは現金で買ったそうだ)。
目標があるらしいが、今現在社長ですら判らない。
長い前髪に無口、その割に手入れされた身なりというよく判らない男。
整備技術はそこそこではあるが、実戦経験はかなりあるようだ。
今は一人暮らしでとあるサーキット側に住んでいる。
愛車はR32スカイライン。中古車で購入したものだが、どういうチューニングが施されているのかは不明。
□ 菅田昭典
カンダモータース社長。40歳、182cm、85kgという巨漢。
短く借り上げた頭に、筋骨隆々と言った不似合いな日本人。
未だに軽自動車のミッションぐらいは腹筋で支えて整備する強者。
現在保有する日産プリメーラは型式を20V(2002年12月)、現在一切手を加えていない弩ノーマル。
□ 柴田あやか
関西出身の大学生。レーサーになりたいと思っている変わった女の子。
後ろでリボン止めした大きなお下げがチャームポイント、童顔な丸顔を気にしている。
気の強さだけでは負けてないが、取りあえず踏む所を踏む大胆な娘。
ダートラ同好会でEP82を駆るが、それはあくまで自分のドラテク向上のためだけ。
乗るのはホンダS2000。
■登場車両紹介
◇ トヨタ カローラレビンAE101
搭載するツインカムエンジンは4A-GE、設計こそ古いものの、VVT、5バルブ化などエンジンその物に大きなチューンが加えられている。
この為先代に比べ大きく性能が向上し、最高出力160psを絞り出す。
なお4A-Gのインジェクション仕様が4A-GEである。
吸気側にバルブを追加したこのエンジンは、先代に比べ効率が良い。
160ps/7400rpm、16.5kgm/5200rpmと高回転『より』仕様。
作中で風香が乗るAE101はGT-APEX(スーパーストラットサスペンションではない)。ライトチューンと言われる吸排気だが、彼女の場合度が過ぎている。
平成6年式、ブラックメタリックの車体に、グリルレス(とっぱらい(笑))、後付黄色フォグが目印。
◇ ニッサン スカイラインBNR32『GT-R』
1989年に登場し、GT-Rの名前を復活させたグループAカテゴリ用に作られた車両。
このためスカイラインと言えどもこのGT-Rの車両形式E-BNR32は全く別物と言って過言ではない。
現在スカイラインにGT-Rが存在せず、デザインの為からか倦厭される傾向にあるスカイラインだが、その火付け役だったとも言える。
アテーサET-Sという四輪駆動を最も活かす為のシステムを組み込まれ、販売直後から市販車最強(日本製)を恣にした。
搭載するエンジンはRB26DETT、直列6気筒ツインカムツインターボエンジンで、ハードチューンにも耐えられる強心臓。
現在はR34用のストックが存在するだけであり、惜しまれつつ販売が終了されている。
弘巳のスカイラインはダークグレーにニスモダクト付きバンパーという定番もの。
見た目で判るのは、前置きインタークーラーがBLITZだということ、同社ブーストメーターがセンターコンソールに有ること位である。
多くを語らない彼の車も謎多き車である。
◇ ホンダ シビックEG6
Type-Rで有名なホンダの、まだファミリータイプの皮を被っていた頃のスポーツカー。
車重がぎりぎり1tを越え、ホイールベースも2.57mと実は大きめの車体に当時最強のテンロクエンジンを積む。
ホンダらしく高回転域まで一気にぶんまわるB16Aの性能は屈指であり、とても基本設計を大きく変えていないとは思えない(圧縮比等の変更有り)。
これはB16Bに通じるものがある。
直列4気筒に大きめのヘッドが乗ったこのエンジンに搭載されるDOHC-VTECは油圧制御によるカムの選択による、高回転での出力増を狙ったもの。
170ps/7800rpm、16kgm/7300rpmという高高回転型エンジン。
作中のEG6は青、ホイールはエンケイ・RP-F1。
◇ ニッサン プリメーラ20V
2002年に販売されたプリメーラのスポーツバージョン。搭載されるエンジンはシルビアに搭載されたSR20DEを改良したSR20VE。
既にホンダ・トヨタで開発されているVTEC、VVTと同じVVLが搭載され、204PS/7200、21/5200をマークする。
他のプリメーラがレギュラーガソリンに対しこいつはプレミアム。
外観はプリメーラだが、大人のスポーツセダンというパワフルな一面を持つ。
ちなみに同型エンジンは、ASLのガライヤに搭載されている。